沖縄での講演会レポート

更新日

a962e8b6458e884e8df9d95c819e784e

こんにちは!

YK BROTHERSの鈴木健介です。

本日は沖縄で行った講演会の報告をさせてください。

このコラムは

 ・YK BROTHERSに興味を持ってくださった方々

 ・YK BROTHERSに講演会を依頼検討したいと思ってくださっている方々

に是非とも読んでいただきたい内容となります。


KBC学園で講演会を行いました。

8月15日に沖縄産業支援センターにて講演会を行いました。

とあるご縁からKBC学園のみなさまと繋がり、

大変ありがたいことにKBC学園の野球部・サッカー部を中心に、

中学生・高校生の子を持つ親御さん方など

総勢100名の皆様の前でお話しいたしました。

講演会のタイトルはズバリ。

「スポーツで使う頭脳はすごい〜スポーツで育まれる能力を多角的に考える」

といったテーマで講師をつとめさせていただきました。

学生時代の経験が、どう社会に繋がっているのか。

ビジネスの現場でどのように活かされているのか。

YK BROTHERSなりの視点でお話しをさせてもらいました。


どうすれば「甲子園」に出場できるか?

講演会の中で特に盛り上がったのは目標設定についてでした。

高校野球の場合、「甲子園」というわかりやすい目標があります。

そして、2年半の高校野球人生の中で甲子園に出場する機会は5回。

KBC学園の場合、今年の夏も甲子園で優勝した沖縄商学含む多数の強豪校に勝たなければ甲子園には出場できません。

仮に生徒たち自身が「沖縄商学に勝つ」ことを目標とした時に、勝つための方法・手段はたくさんあります。

全国屈指の投手を打ち崩すために打撃力を鍛えるのか、

1-0で勝つために投手力と守備力を鍛えるのか、

少ないチャンスを活かすために走塁やランダムプレーを鍛えるのか。

まずは現状把握、現在の課題を特定し、

目標(理想)との差分を埋めるための方法が「練習」になります。

この考え方はビジネスにおいても全く同じ構造で当てはまります。

理想と現状のギャップを埋めるための方法が戦略と戦術となります。


弟から見た慶応義塾野球部の凄いところ


兄の裕司が講演会の中で慶應義塾高校時代の印象的な話をしました。

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、

「世界一やさしい問題解決の授業」

の著者である渡辺健介さん(元マッキンゼー、現delta studio代表取締役社長)が

当時、野球部に講演に来てくださったそうです。

実際にビジネスの場で活用されているフレームワークに基づいて、問題解決の知見を教えていただき、

そのテーマを野球部に持ち帰り、

「どうすれば慶應義塾が甲子園に行けるか」

について、チームみんなで考える場があったそうです。

(ご参考 渡辺健介さん著書)

やみくもに練習に打ち込むのではなく、

自分達で考え、自分達で目標を設定することで練習の質は間違いなく向上するはずです。

決して答えを教えるのではなく、「考え方」を教える。

今聞いても慶應義塾野球部は非常に先進的であり、

高校生ながらにしてハイレベルの思考法を実践しているように思いました。

「自分はメンタルが弱いのですが、どうしたら良いですか?」


これは、講演会当日の質疑応答時に

サッカー部の選手から頂いた質問です。

私は学生時代の経験を通じて

「メンタルが弱いことが、逆に強さにもなる」

ということをお話しさせてもらいました。

私自身、元々メンタルが弱かったと自覚しています。

高校時代の大会前は、試合で打たれることを想像すると怖くて眠れなくなり、

睡眠薬を飲んで寝ていたほど繊細なメンタルの持ち主でした。

そこで行ったのがメンタルトレーニングです。

本屋で買った本の熟読したり、一人で講演会に聞きに行ったりしながら

セルフトークやイメージトレーニングなどあらゆる方法を実践しました。

おかげさまで、ここという重要な試合でも結果を出すことができ

結果的に2度の甲子園出場、大舞台で計6試合に投げることができました。

自分の弱さや課題を認識し、自分自身で自覚して克服することの重要性は、

社会に出てからもあらゆる場面で求められるスキルであると思っています。


事後アンケートについて

東京に戻ってから講演会を聞いてくださった方々からの

事後アンケートを共有いただきました。

大変ありがたいことに講演会の満足度を聞く質問に対して

満足度は「100%」でした。

コメントの中には

・目標設定を明確にすることで甲子園出場に向けて今やるべきことが分かるし、社会に出てからも役立てるスキルだと感じました。

・自分達で考えて練習をすること、そして指導者から与えられた練習メニューにも意味づけをして前向きに取り組みます。

・沖縄に来てまた講演会や野球部の練習に来て教えて欲しいです。

など、とても嬉しいコメントがたくさんありました。

改めて、本当に素晴らしい機会をいただいたと感じております。

講演依頼について


YK BROTHERSでは、全国の学校・野球部・教育機関からの講演依頼を受け付けています。

内容は目標設定やモチベーションの考え方など普遍的なテーマや、

文武両道など教育的なテーマなど、

指導者向け、選手向け、様々なターゲットに幅広く対応可能です。

「スポーツ・野球を通じて、あらゆる未来の選択肢を広げたい」

そう考えている皆様、ぜひお気軽にご相談ください。

ご依頼・お問い合わせはYK BROTHERSの公式LINEからお願いいたします。

費用や条件については気軽にご相談ください。

最後に

講演会後に、YK BROTHERSのグローブをKBC学園の選手にお渡ししました。

このグローブで甲子園を目指して頑張って欲しいと思います。

本日も最後までご覧頂き、誠にありがとうございました。

2025年も気が付けば残り4ヶ月。

まだまだ暑い日が続きますが、皆様くれぐれもご自愛ください。

健康には気をつけて頑張って参りましょう!

2025年9月3日

YK BROTHERS 鈴木健介