はじめまして、鈴木兄弟です 〜YK BROTHERSのルーツ〜
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この度はコラムを読んでくださり、
ありがとうございます。
初回ということで、大変緊張しております。
少し長くなりますが
最後までお付き合いいただけますと幸いです。
2024年2月1日に「YK BROTHERS」という
兄弟ふたりで新しいブランドを立ち上げました。
「Y」は兄の裕司の頭文字、
「K」は弟の健介の頭文字になります。
今回は
「なぜ兄弟で事業を始めることになったのか」
について
フランスの画家ポール・ゴーギャンの絵画
「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」
に合わせてお話しせていただきます。
① YK BROTHERSはどこから来たのか
高校の保健体育の教師であり、
高校野球の監督(現在は埼玉県の川口市立)を
している父親と、
中学の国語の教師をしている
母親のもとに生まれました。
裕司が1990年生まれ、健介が1992年生まれ、
妹と3人兄弟です。
父の影響もあり小学校低学年から
それぞれ野球をはじめました。
地元の軟式少年野球クラブからスタートし、
小学校時代は川口リトル、
中学校時代は越谷シニアで野球に打ち込みました。
高校はそれぞれ
兄の裕司が慶應義塾〜慶應大学で、
弟の健介が早稲田実業〜早稲田大学で、
大学4年生まで野球を続けました。
現在は裕司が酒類メーカー、
健介が広告代理店で働いています。
② YK BROTHERSは何者か
きっかけは2022年10月。
久々に飲みに行こうという話になりました。
休日ということもあり、昼から二人で飲み歩いた末に
4軒目で辿り着いたのが武蔵小山の町中華でした。
(余談ですがふたりとも町中華が大好きです)
お互い大企業で10年近く努力を重ね、
仕事の裁量が増えてやりがいを感じている一方で、
「自分達にしかできないことってなんだろう?」
という漠然とした共通の悩みがありました。
「我々にしかできないことって、なんだろうね〜」
「野球を通して社会に貢献できないかな?」
「え。ならふたりで事業をいつかやってみる!?」
「もしやるならブランド名は?」
「裕司と健介で『YK BROTHERS』かな?笑」
ビールと餃子を頬張りながら、
飲み会のたわいもない会話からスタートしました。
それからはプロジェクトネームを「YK」と名付け、
定期的に2人で集まって議論するようになりました。
自分達にしかできないことを探し出すために
それぞれのルーツを辿ってみたり、
早慶野球部の思想や文化の違いを分析してみたり。
時にはホワイトボードを使って議論しながら。
時にはサウナで。時には町中華で。
時にはオンライン会議で。
さまざまな事業アイディアを話し合いました。
▼ホワイトボードの写真がこちら
転機となったのは2023年。両親の還暦祝いでした。
両親にどのようなお祝いをしたら
喜んでもらえるかを兄弟で議論した結果、
自分達でグローブを1から作り、
サプライズでプレゼントすることに。
小岩にあるグローブスクールに半年ほど通い、
レザーの裁断や裁縫、紐通しまでゼロから制作。
合計100時間近くかけて、
世界に一つだけのグローブを作り上げました。
▼完成時の実際の写真がこちら
渡す日の前夜ギリギリになんとか完成させ、
両親には旅行先でグローブを渡したところ、
泣きながら喜んでくれました。
両親への感謝が強まったと同時に、
野球熱が再燃した瞬間でした。
そして、
ビジネスの世界で身に付けたことを活かして
野球界に恩返しをしたい。
という気持ちが強まりました。
町中華で構想を始めてから約2年、
この出来事をきっかけに
兄弟2人でブランドを立ち上げる決心がつきました。
③ YK BROTHERSはどこへ行くのか
2024年2月1日に「YK BROTHERS」という
ブランドを兄弟2人で立ち上げました。
事業・ブランドを通して成し遂げたいことは
「野球人のイメージを変える」こと。
野球=根性論、前例主義、
思考を停止して長時間練習する、など
どこか旧来型の古臭いイメージが
世の中に存在していると思っています。
そのイメージが作用しているのかはわかりませんが、
実際にビジネスの世界で野球経験者が
活躍する割合が低いようにも感じています。
私たち二人が企業で働きながらも、
野球界における新たなチャレンジを通して
世の中に貢献することで、
ネガティブな野球人へのイメージを払拭し、
次世代の野球人のイメージを変えていきたい。
と強く想っています。
そのような想いを込めてグローブには、
「BE A THINKER.」
という刻印を入れさせていただきました。
最後に、YK BROTHERSの
夢についても少しだけ語らせてください。
野球人のネガティブなイメージを
払拭した結果として、
もっと野球出身者が
世の中で活躍する世界を作りたい。
思考力と行動力を持ち合わせた次世代の
野球人が輝く世界の実現を目指し、
グローブを基点に「考えること」に繋がる
事業を展開していきたいと考えています。
「考える人は、強い。」
というビジョンに書いた言葉が、
いつか野球人の良いイメージに繋がるように、
微力ながらも全力でこれから進んでいきます。
長文にお付き合いいただき、
本当にありがとうございました。
YK BROTHERSに少しでも興味を持って
いいただいた方がいらっしゃいましたら、
気軽に公式LINEからご連絡ください。
みなさまからのご連絡をお待ちしております。
これからどうぞ宜しくお願いします。
YK BROTHERS 鈴木裕司・鈴木健介