理想のグローブ革を求めて 〜姫路に行ってきました〜

更新日

19

※今回のコラムは、

YK BROTHERS のグローブにご興味を持っていただいている方に

是非読んでいただきたい内容です。

はじめまして。
代表の鈴木裕司です。


いよいよ今年も夏の高校野球が始まります!

私ごとですが…

父が来年で定年を迎え教師を引退します。

つまり現役の高校野球監督として、

今年の夏の大会がラストサマー!!!

30年以上に及ぶ監督人生の集大成を迎えてほしいと

願って家族みんなで球場で応援したいと思っています。

さて、本日は YK BROTHERS のグローブの

こだわりについてお話させてください

まずは、革の素材から…!ということで、
先日、YK BROTHERS グローブのレザーを

作って下さっている

株式会社山陽様にお伺いしてきました。

山陽様の拠点は、兵庫県姫路にあります。 

1905年から続く歴史あるタンナー様です(すごい…) 

山陽様での時間はとても濃かったのですが、

中でも印象に残ったのは3点です。

 

①丁寧な革づくり 

製造工程を見学させて頂き、

まず驚いたのが広大な敷地内での丁寧な革づくり。 

「原皮」と呼ばれるリアルな牛の皮膚を 

伝統的な製法でじっくりと時間をかけて、 

職人の五感を使った匠の技で、 

我々の製品に使う「革」にしていました。 

初めてその工程を目の当たりにして、

職人さん達の苦労を知るとともに、 

この革を使わせていただく責任と有難みを感じました。 

素材のこだわり 

山陽様で取り扱うレザーは、大きく分けると

カーフ、キップ、オーバーウエイトキップ、ステア

の4種類。

それぞれに特長がある革を出荷しています。 

その中からYK BROTHERSのグローブに選んだのは… 

「ダッチビールキップレザー」 

です! 

ダッチビールキップレザーは、

ビールミートというお肉&ミルクのみで

育てたオランダ産の仔牛のレザーです。 

このレザーは、しなやかできめ細やかな質感と、

グローブをはめた際の上質で手に馴染む使い心地が

特長です。

なんと…世界を代表する

ラグジュアリーファッションブランドの革製品にも

使用される希少価値が高く入手が困難な革です… !

SNSで神革と称され幻のレザーと呼ばれています。

↓大切に革をお作りしている山陽様でも若干の端材は出てしまうとのこと…今後YK BROTHERSとしても何とか有効活用する方法を探していきたいと思いました 

親身な企業姿勢 

長い歴史があり、

多くのお客様とのつながりを持つ山陽様ですが、

我々のような若輩者にも親身になって

接して下さる姿勢に感銘を受けました。 

ご厚意で工場見学を受け入れて下さった

戸田社長、工場案内下さった間嶋部長はじめ、

山陽様の皆様、本当にありがとうございました。 

当日は、工場見学で革の秘密を教えていただくだけでなく、 

実はYK BROTHERS向けの

独自レザー開発のご相談にも乗って頂きました 

山陽様のご厚意によって…

オリジナルカラーを制作いただけることになりました!

(ありがとうございます!)

カラーは2色展開で、

ナチュラルな色合いと品の良さがある「YKキャメル」

ツヤがあり上質感が漂う色合いの「YKブラック」

 になります。

YK BROTHERSこだわりの革で

丁寧にグローブをお作りいたします。

また、今後に向けても山陽様と

たくさんのお話をさせて頂くことも出来ました。

将来的にカラー以外にも独自のレザー展開が

あるかもしれませんので、乞うご期待下さい…! 

まだまだ書きたいことはたくさんありますが… 

長くなりますので本日はこのあたりにしておきます。

最後に。 

我々が作る製品の裏には、 

牛を大切に育てる生産者の皆様

匠の技で製革する職人の皆様

を中心に沢山の方々がいてくださり、 

初めてグローブを作ること、

そしてお客様にお届けすることが出来るのだと感じました。 

YK BROTHERSは、 

「携わる皆様の想いをグローブに込めて、

 丁寧にお客様にお届けすること」 

を約束します。 

それでは、本日はこのあたりで…失礼します。

YK BROTHERS 鈴木裕司

 

▼お問い合わせ、グローブ購入ご希望がある方はこちらからお願いいたします 


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